『久高島遥拝所』:琉球王国の絶対的な存在である国王はまさに太陽であり、その方向にあるのが久高島。東方楽土ニライカナイへの『お通し(遥拝)所』でした。
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二本の鍾乳石から滴り落ちる水が壷に溜められ、国王の世子と聞得大君御殿の吉兆を占うとともに、お正月の若水とりの儀式にも使われた『霊水』でした。
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斎場御嶽入口
<アドバイス>
 ・
斎場御嶽は、琉球王国最高の聖地です。必ずマナーを守って下さい。
 ・
国の史跡1972年(昭和47年)に登録
       貝塚,集落跡,城跡,古墳などの遺跡で、歴史的学術上価値の高いもの。
 ・
ユネスコの世界遺産2000年(平成12年)に琉球王国のグスク及び関連遺産群として登録
  ユネスコ:United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization
       国際連合教育科学文化機関(頭文字UNESCOをとってユネスコと称す)
  世界遺産:遺跡,景観,自然などの人類が共有すべき『顕著な普遍的価値』の物。
       不動産やそれに準ずるものが対象で移動が不可能な物。
 ・御嶽(うたき):神や祖先を祭る施設。
 ・アマミキヨ:島々に草や木をうえて琉球の国土を創成したといわれる神。
 ・巡拝:宗教的な目的から各地の聖地,霊場を参拝して回ること。
 ・聖地:神聖(清浄で尊くけがれがないこと)とされる自然地域,宗教などの発祥の地のこと。
 ・琉球王時代:1429年から1879年の450年間。
 ・天降り(あまくだり):天上界(神や天人など)から地上に 降りてくること。
 ・久高島(くだかじま):沖縄に農業の祖をもたらしたと言われる神々の島。
 ・大庫理(うふぐーい):大広間や一番座という意味を持つ最初の拝所です。
 ・寄満(ゆいんち):世界中から交易品の集まる豊穣(ほうじょう:みのり豊か)の場。
 ・三庫理(さんぐーい):自然岩や洞穴に囲まれた御嶽最高の聖地。
             『貴婦人様御休み所』と二本の鍾乳石が神秘的です。
 ・三庫理までは山道です。トレッキングシューズなどでお出掛け下さい(サンダル不可)。
 ・草むらではハブに注意してください。
 ・目的地までの距離はナビにて算出した値です。

  入口→大庫理→艦砲穴→寄満 →三庫理
  09:06 09:09 09:10 09:12  09:15 三庫理までは上り坂で所要時間は約10分でした。
   
   入場時間   9:00~18:00(入場17:30まで)     
   休 息 日   旧暦の5月1日~3日と10月1日~3日 ※要確認
          新暦の日付は確認の上お出掛け下さい。
   入場料金   大 人   200円
          小中生   100円
                ※2015年6月20現在
   駐車場 南城市地域物産館の駐車場を利用(無料)
                ※2015年6月20現在

観光に関する問い合わせ先
 沖縄観光コンベンションビューロー(2015年6月24日掲載承認)
  〒901-0152 沖縄県那覇市字小禄1831番地1 沖縄産業支援センター2F
  TEL:098-859-6123
 南城市役所観光商工課(ホームページに記載)
  TEL:098-946-8817
 緑の館(斎場御嶽入口)・セーファ (ホームページに記載)
  TEL:098-949-1899




 斎場御嶽(せーふぁうたき)は、那覇空港から東方面へ約30km地点の知念半島の山間に位置し、15世紀~16世紀の琉球王国時
代に『
アマミキヨ』が造ったとされる巡拝を行う最高の聖地です。神々が天降りする社として、祝女(ノロ:祭祀を司る神女)によって
神拝行事が行われ、男子禁制の地とされていました。御嶽には六つのイビ(神域)がありその中でも『三庫理』は、自然岩や洞穴に囲ま
れた
神秘的な三角形の空間で、その奥から海に浮かぶ神話の島『久高島』が望めます。『世界遺産・国の史跡』にも登録されています。
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所在地:沖縄県南城市知念久手堅サヤハ原
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大庫理(うふぐーい):前面にある磚(せん)敷きの広間では、神女たちが聞得大君を祝福し琉球王国の繁栄を祈った。
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斎場御嶽(せーふぁうたき)
三角岩と『貴婦人様御休み所』。奥に三庫理(正面):金製勾玉などが鎮まられていた と チョウノハナ(右側):琉球最高の女神『聞得大君』と関係のある場所
斎場御嶽入口
三角岩の奥に三庫理(さんぐーい)、右側チョウノハナの拝所、左側久高島遥拝所があります。
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拝所(壷の中にあるのは神聖な水)
参拝の上部にある鍾乳石(キリストの像に似ている)
三角岩と貴婦人様御休み所と拝所
寄満(ゆんいち):国王のために食事を作る厨房を指す。当時、ここには国内外からの海幸・山幸が集まった。それが、豊穣の『寄り満つる所』と理解された。
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この奥の左側に『久高島遥拝所』があります。
三角岩
三角岩
寄満(ゆんいち):首里城内にある建物の名前
三角岩:自然石や洞穴に囲まれた場所
『貴婦人様御休み所』と二本の鍾乳石
大庫理(うふぐーい)
斎場御嶽の艦砲台穴
斎場御嶽の艦砲台穴
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