　座喜味城跡(ざきみじょうあと)は、那覇空港から北北東方面へ約３６ｋｍ地点の読谷村の標高１２０ｍの丘陵に位置し、１５世紀の
１４１６年～１４２２年に読谷山の按司『護佐丸(ごさまる)』が築き上げた最高傑作のグスク(城)です。曲がりくねった外郭と内郭の
２つの郭(くるわ)から成り、それぞれにアーチ型の美しい石門が施されています。城壁からは、残波岬や本部半島，伊江島、晴れた日
には慶良間諸島まで望めます。１９７２年(昭和４７年)国の史跡に、２０００年(平成１２年)ユネスコの世界遺産に登録されています。

＜アドバイス＞
　・写真の説明のため、『一の郭・二の郭』と表現しています。（実際の呼び名ではありません）
　・読谷村歴史民俗資料館：村立の資料館で、考古，民俗，民具などの資料が１万点余り展示されています。
　・護佐丸(ごさまる)：１４世紀後半～１５世紀前半に活躍した、琉球戦国時代の剛勇。
　　　　　　　　　　　中山の尚氏(しょうし)と伴に、北山や南山と戦い三山を統一し琉球王国を創った。
　　　　　　　　　　　三山時代：三国(北山，中山，南山)の王制が約１００年続く。
　・郭(くるわ)：城などの周囲を土や石などで築き巡らしてある囲い。
　・按司(あじ)：琉球国王の称号及び位階(官僚の序列の標示)のひとつ。
　　　　　　　　按司家は国王家の分家に当たる。
　・国の史跡：貝塚，集落跡，城跡，古墳などの遺跡で、歴史的学術上価値の高いもの。
　・ユネスコの世界遺産：２０００年(平成１２年)に琉球王国のグスク及び関連遺産群として登録。
　　ユネスコ：United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization
　　　　　　　国際連合教育科学文化機関（頭文字ＵＮＥＳＣＯをとってユネスコと称す）
　　世界遺産：遺跡，景観，自然などの人類が共有すべき『顕著な普遍的価値』の物。
　　　　　　　不動産やそれに準ずるものが対象で移動が不可能な物。
　・方角で、『南北』を先にするのは西洋，『東西』を先にするのは中国。　
　・草むらではハブに注意してください。
　・目的地までの距離はナビにて算出した値です。

　　　開城時間　　　　　　常時開門
　　　　　　　　　　　　　※２０１５年６月２０現在
　　　休城日　　　　　　年中無休　※要確認
　　　入城料金　　　　　　無　料
　　　　　　　　　　　　　※２０１５年６月２０現在　
　　　駐車場　　あり　　無　料
　　　　　　　　　　　　　※２０１５年６月２０現在

観光に関する問い合わせ先
　沖縄観光コンベンションビューロー（２０１５年６月２４日掲載承認）
　　〒901-0152 沖縄県那覇市字小禄１８３１番地１沖縄産業支援センター２Ｆ
　　ＴＥＬ：０９８－８５９－６１２３
　読谷村立歴史民俗資料館：（ホームページに記載）
　　ＴＥＬ　０９８－９５８－３１４１